本養成塾は製造業に勤めている女性技術者のための講座で、ものづくり企業における技術者リーダーとして必要なスキルを学び、技術者としてのキャリアデザインを考える機会を提供することを目的としています。キャリアコンサルタントやものづくり専門の講師陣を迎え、県内外より企業15社から18名の女性が受講しました。なお、本養成塾は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、今年度はオンラインにて開催いたしました。

第1回目は、ダイバーシティ推進センター加野特任准教授の司会進行のもと、藤岡伸子塾長（名古屋工業大学大学院教授）の挨拶により開会しました。
その後、自己紹介が行われ、キャリアコンサルタントの市川麻波氏によるキャリアデザイン講座「自己分析~私らしく働き続けるためには~」が行われました。

市川麻波氏

講座では、長期的な視点を持ってキャリアを見通すためのキャリアプランの作成や、自らの仕事への向き合い方を見直すための価値観の振り返り、チームメンバーと信頼関係を築くための具体的な実践についてのワークが行われ、受講生は一日かけてじっくりと取り組みました。
受講生からは、「様々な立ち位置のリーダーがいて良いのだということを学んだ。」、「日々の業務遂行に手いっぱいであったが、時間をとって未来のことを考えることは実りある時間だと思った。」という感想が寄せられました。

第2回は、9月8日（火）に開催されます。