11月25日（水）、本センターとキャリアサポートオフィス「女性研究者と女性技術者のワークライフバランスの推進」シンポジウムを開催しました。

キャリアサポートオフィス長の山下啓司教授から、本学の就職活動の現状や、工学系女子学生への産業界からの期待に関してお話いただき、本学の女子学生団体彩綾～SAYA～の活動に関する紹介がありました。また、トヨタ女性技術者育成基金主幹の堀川達弥氏から基金に関してご紹介いただきました。

次に、リクルート未来研究所所長の岡崎仁美氏から「近年女性技術者の就労環境、およびワークライフバランスに関して」という演題で講演いただきました。女性が働き続けるためにどのように社会が変化し、職場の環境が変化しているのか、また、ご自身の体験も踏まえ、キャリアパスとワークライフバランスに関してお話いただきました。

その後、岡崎仁美氏のコーディネートの下、本学の研究者である武藤敦子助教と、技術者である株式会社デンソー基礎研究所環境材料研究室長の伊藤みほ氏、本学大学院博士後期課程3年の前野万也香さん によるパネルディスカッションが行われました。研究者、技術者、大学院博士後期課程の学生、それぞれの視点で、進路選択の経緯や仕事観、ワークライフバランスに関してざっくばらんな本音のお話を伺うことができました。

進路選択を控えた女子学生にとって、自身の将来をイメージする貴重な機会となりました。