国立大学法人名古屋工業大学 ダイバーシティ推進センター 平成29~令和4年度 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ

イベントリポート

【開催日:12月9日(水)】NITech CAN 女性研究リーダー養成塾 第2回研究力向上セミナーを開催しました。

2021/01/13掲載

女性研究リーダー養成塾・第2回研究力向上セミナー「共同研究入門」をオンラインにて開催しました。
初めに、物理工学専攻 ダイバーシティ推進センター長 呉松竹教授より、「共同研究を進めるために」と題して講義がありました。 共同研究を行うメリットについて、資金面、研究成果の普及、学生の教育という三つの側面から説明された後、企業との共同研究を始めるための広報の手法、開始後の注意点が挙げられました。企業と良好な関係で共同研究を進め、今後も研究を発展させていくために、対話を大事にして、ホスピタリティ精神を忘れずきめ細かに対応するという、教員が持つべき心構えについても触れられました。

次に、電気・機械工学専攻 田中由浩准教授が「研究活動と共同研究の接点」と題して、技術の切り売りではなく、企業側のニーズを吸収しながら自分の研究を発展させていくための戦略についてお話しされました。より有効な層に自分の研究内容を知ってもらうために、専門コミュニティを最大限に活用しながら、そのコミュニティを研究者が切磋琢磨できる場に発展させていくよう努めることと、自分の研究を通じた社会像に企業から持ち込まれたニーズをどう位置づけられるのかを考え、自分と企業のモチベーションの接点を厳しく問うことの必要性について、実際の共同研究の成果を示しながら説明されました。

20201209_Joint1.jpg電気・機械工学専攻 田中由浩准教授

最後に、産学官金連携機構 片山精特任助教より、共同研究の契約内容や研究費を決めるにあたっての企業との交渉サポートや、NEDOの若手研究者支援事業の案内など、本学産学官金連携機構による支援についてご紹介いただきました。

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産学官金連携機構 片山精特任助教

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呉教授と田中准教授

学部生、教員等19名が受講し、受講者からは、「共同研究をどう始めるかなど、今まで知らなかったことを実例とともに知ることができ、今後の見通しの参考になりました。」、「共同研究のあるべき姿を知ることができ、自分 にとっての良い道標となると感じています。」との感想が寄せられました。