【開催日:12月18日(日)】工学進路選択支援イベント「工学の扉を開こう」特別企画
「モノづくりチャレンジ:第2回 3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう!」を開催しました。
2022/12/22掲載
2022年12月18日、女子中高生を対象に、「モノづくりチャレンジ:第2回 3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう!」を本学11号館 2階CAD室にて開催しました。
中学1年生から高校1年生までの18名が参加し、アンリツ株式会社 理事・CTO 野田華子氏(本学OG)の指導のもと、ものづくりの発案から設計までを体験しました。イベントでは、大学院生4名と、女子学生団体彩綾~SAYA~2名の学部生が参加者のCAD操作をサポートしました。冒頭で、サポートの学生が自己紹介するとともに、自身が設計して3Dプリントされた作品を紹介しました。
本イベントは、4時間半にわたって、3部構成で行われました。
第1部では、野田華子氏による講義が行われ、CPS(サイバーフィジカルシステム)や3Dプリンターの歴史や仕組みについて学びました。第2部では、3D CADの基本操作について、野田氏がスクリーンに示す操作を参加者も同時に操作しながら学習していきました。参加者全員が3D CADに触れるのは初めてで、最初はおそるおそる動かしていましたが、アシスタントの学生がサポートに入って、順調に練習を進めていきました。
アンリツ株式会社 理事CTO 野田華子氏
第3部では、事前に参加者が提出したグッズのデッサンをもとに、3Dプリンターの特性を考えながら、設計していきました。作りたいグッズの形をより明確にイメージして、寸法も考えてデッサンを修正した後、3D CADでの設計に進みました。紙に鉛筆で描いたものをデジタルに作り替えていく作業を、サポートの学生に相談しながら、着々と進めていきました。
サポートにあたった大学院生と、彩綾メンバー学部生のきめ細やかなサポートにより、全員が、思い描いたオリジナルグッズの設計を完成させることができました。
付き添われた保護者の方は、別室のスクリーンや、CAD室前の廊下から、講義やお子様がCADを操作する様子を参観されました。CAD室前の廊下では、3Dプリンターの出力デモンストレーションと、作品展示を行いました。参加者や保護者は、プリンターが時間をかけて幾何学模様のコースターを出力する様子に、足を止めて見入っていました。
イベント終了後のアンケートでは、参加者から、「初めての操作ばかりで、難しかったですが、たくさんサポートしてもらい、楽しくできました。」、「自分の作りたいものがそのままデジタル上にうきあがってくるのがキラキラしました。」、「工学部に興味を持つきっかけとなり、とても楽しかったです。」という感想が寄せられました。