2023年7月29日、女子中高生を対象に、「モノづくりチャレンジ：第3回　3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう！」を本学11号館 2階ＣＡＤ室にて開催しました。中学1年生から高校1年生までの17名が参加し、アンリツ株式会社 理事・ＣＴＯ 野田華子氏（本学OG）の指導のもと、ものづくりの発案から設計までを体験しました。
イベントでは、女子学生団体彩綾～SAYA～5名の学部生が参加者のCAD操作をサポートしました。学生サポーターは、冒頭で、自己紹介とともに自身が設計して3Dプリントされた作品を紹介しました。

アンリツ株式会社　理事・ＣＴＯ　野田華子氏

本イベントは、4時間半にわたって、3部構成で行われました。

第1部では、野田華子氏による講義が行われ、ＣＰＳ（サイバーフィジカルシステム）や３Ｄプリンターの歴史や仕組みについて学びました。

第2部では、３Ｄ ＣＡＤの基本操作について、野田氏がスクリーンに示す操作を参加者も同時に操作しながら学習していきました。

参加者の多くが、初めて触れる3D CADに少し緊張していましたが、学生サポーターのアドバイスも受けながら、順調に練習を進めていきました。

第３部では、事前に参加者が提出したグッズのデッサンをもとに、3Dプリンターの特性を考えながら設計していきます。
作りたいグッズの形をより明確にイメージして、寸法も考えてデッサンを修正した後、紙に鉛筆で描いたものをデジタルに作り替えていく作業を、学生サポーターに相談しながら着々と進めて、最後には、全員が思い描いたオリジナルグッズの設計を完成させることができました。

イベント終了後のアンケートでは、参加者から、「難しかったけど、自分でいろんなものを設計するのが楽しかったです。」、「サポーターのみなさんはとても親切で、サクサクと進めることができました。」、「3Dプリンターでものを作るということが初めてでとても良い体験ができました。また、このような講座があったら行きたいと思いました。」という感想が寄せられました。