【開催日:8月3日(土)・4(日)】「モノづくりチャレンジ:第5回 3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう!」
・「モノづくりチャレンジ・アドバンスト:3Dプリンターマスター講座」を開催しました。
2024/08/21掲載
2024年8月3日、4日の両日、女子中高生を対象に、3D CAD、3Dプリンターを使ってものづくりの発案から完成までの一連の流れを体験する「モノづくりチャレンジ」を本学11号館2階CAD室にて開催しました。
アンリツ株式会社 理事・CTO 野田華子氏(本学OG)を講師に、同社疋田啓悟氏(本学OB)をチーフアシスタントに迎え、中学1年生から高校2年生までの合計32名が、オリジナルグッズ制作に挑みます。
アンリツ株式会社 理事・CTO 野田華子氏
アンリツ株式会社 疋田啓悟氏
女子学生団体彩綾~SAYA~メンバーを中心とする女子学生および本学が参加者のCAD操作をサポートしました。
サポートの学生の自己紹介の様子
8月3日の講座は、公開講座として開催しました。3D CADに初めて触れた参加者が、基本操作を一通りマスターしたのち、自身で考案したオリジナルグッズのデッサンをもとに、3Dプリンターの特性を考えながら、設計を進めます。
紙に鉛筆で描いたものをデジタルで立体的に作り替えていく作業に最初は苦戦しましたが、サポーターの学生に相談しながら、全員が、思い描いたグッズの設計を完成させることができました。
イベント終了後のアンケートでは、参加者から高い満足度が示され、「初めて3Dプリンターを体験しましたが、思っていたより難しく楽しかった。」画面上に自分の思い描いた立体物をデザインでき、達成感が大きかったです。」「今回の講座を受講したことで、ものづくりへの関心が高まりました」という感想が寄せられました。
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8月4日の講座は、過去に「モノづくりチャレンジ:3Dプリンターでオリジナルグッズをつくろう」に参加した方を対象に「モノづくりチャレンジ・アドバンスト:3Dプリンターマスター講座」として3DプリンターメーカーのPrusa Resarch社の協賛により開催しました。
3D CADの操作だけではなく、プリント時に必要なスライサーの役割や操作についても学び、モデリングした作品をプリントする様子を見学しました。
また、CAD室前の廊下では、3Dプリンターの作品展示を行いました。
3Dプリンターの出力デモンストレーションの様子
3Dプリンター作品展示の様子
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3D CADの操作を思い出すことから始めた参加者も、講師やアシスタント、サポーターの学生に相談することで、実際に使用する状況に合わせてサイズや形状を修正したり、デザインを工夫しながら、自身で設計した作品を自分の力で完成させることができました。
イベント終了後のアンケートでは、参加者から「わからないことがあっても自分でいろいろ試すことができたのですごくよかったです。」「実際にプリントしているのを見て興味深かった。」「前回よりも自分の力でできて、とてもうれしかった。」「難しかったけれど講師の方々が最後まで丁寧に教えてくださった。」「自分で設計したものが形になる様子を見るのはとても嬉しい気持ちになった。」「また3Dプリンターを使ってモノづくりしたいと思いました。」という感想が寄せられました。