国立大学法人名古屋工業大学 ダイバーシティ推進センター

イベントリポート

【開催日:12月21日(土)】名古屋工業大学公開講座No.14
「モノづくりチャレンジ:第6回 3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう!」を開催しました。

2024/12/26掲載

     2024年12月21日、女子中高生を対象に、「モノづくりチャレンジ:第6回 3Dプリンターでオリジナルグッズを作ろう!」を本学11号館2階CAD室にて開催しました。
     アンリツ株式会社 理事・CTO 野田華子氏(本学OG)を講師に迎え、中学1年生から高校1年生までの17名が、事前に考案したデッサンをもとに、3D CADでの設計を体験をしました。



  • アンリツ株式会社 理事・CTO 野田華子氏

  •  イベントの前半は、野田華子氏による講義が行われました。CPS(サイバーフィジカルシステム)や3Dプリンターの歴史や仕組みについて学び、その後、3D CADの基本操作について、野田氏がスクリーンに示す操作を参加者も同時に操作して学習しました。

     また、女子学生団体彩綾~SAYA~を中心とする学部生・大学院院生6名が参加者のCAD操作をサポートしました。サポーターの学生は、事前に作品を作り、自己紹介の際に、自身が設計して3Dプリントされたオリジナル作品を紹介しました。
     ほとんどの参加者が3D CADに触れるのは初めてのため、立体的な画面表示や初めて目にする操作に戸惑う様子もありましたが、サポーターの学生に相談しながら操作をマスターしました。

  •  基本操作を習得した後は、いよいよ自分の作品の設計に取り掛かります。事前に提出したデッサンをもとに、3D CADを操作して設計を進めていきました。
     表面の模様の作り方や面取りの方法などをサポーターの学生に質問しながら、より良い作品になるよう、ときには設計を修正し、全員が3D作品を完成させることができました。


     CAD室前の廊下では、3Dプリンターの出力デモンストレーションと、作品展示を行いました。 保護者は、プリンターが時間をかけて出力する様子や作品に、足を止めて見入っていました。


    3Dプリンターの出力デモンストレーションの様子

  • 参加者の設計した3D作品

     イベント終了後のアンケートでは、参加者から、『パソコンやCADの操作に慣れていなかったので少し難しかったけど、自分で考えたものを実際に作ることができて面白かったです。』、『サポーターの方が優しく教えてくださったので、いい作品ができました。』、『パソコンで作ったものが、実物として自分のものにできることが興味深かった。』、『断面を確認したり、かみ合わせの部分や模様を入れるところは難しかったけど、思ったより簡単でびっくりした。』、『6Gのお話が興味深かったです。』、『またこのような講座があったら受講したいです。』という感想が寄せられました。

 *参加者の作品* 


豊かな想像力を発揮して、素敵な作品を設計できました!