国立大学法人名古屋工業大学 ダイバーシティ推進センター

イベントリポート

【開催日:2月2日(月)】女性技術者リーダー養成塾「第2回卒塾生フォローアップ講座」を開催しました。

2026/02/09掲載

    本養成塾は、製造業に勤めている女性技術者のための講座で、女性技術者リーダーとして長く活躍し続けるために必要なスキルを学び、長期的視点でキャリアをデザインする機会を提供することを目的としています。昨年度に引き続き、これまでの卒塾生を対象とした「フォローアップ講座」を開催しました。
    2026年2月2日(月)に第2回講座が行われ、6社から8名の女性技術者が出席しました。

  • 今回の講座では、二つのワークショップを開催しました。

    午前は、株式会社eight代表取締役・2級キャリアコンサルティング技能士の鬼木利瑛氏による「リーダーシップの実践からキャリアビジョンを再構築しよう」が行われました。まず、卒塾後の自身の行動や決断を振り返る時間が設けられ、受講生は印象に残った出来事や新たに挑戦した業務、迷いながら下した決断などを言語化し、グループやペアで共有しました。
    講義の後半では、「キャリア・アンカー」の手法を用いた自己理解ワークを行いました。受講生は自身の価値観や強みを改めて整理し、これまでの経験と照らし合わせながら、今後のキャリアビジョンとそれに向けたアクションプランの再構築に真剣に取り組んでいました。

  • 株式会社eight代表取締役・2級キャリアコンサルティング技能士
    鬼木利瑛氏

    講座後には、「ペアワークがあることで、他の人はどのような考えをして行動したのか等経験談も聞くことができて、楽しみながら自分とは違った経験・考えを聞けて参考になりました」、「何かをするにしても、自分自身を理解して、自分に合うもの必要なものを取り入れるためにも、自身のキャリア・アンカーを理解し取り入れることがとても有効だと実感しました。」といった声が受講生から寄せられました。

  • 午後からは、株式会社イノベスト代表取締役 松岡洋佑氏による「権限によらないリーダーシップ」が行われました。今回が初めての開催となる本セミナーでは、従来、資質やカリスマ性といった個人の特性として捉えられがちであったリーダーシップを「相互作用を設計する力」として捉える新たな視点について学びました。
    「情報分有」と「質問力」に関する二つのワークに取り組み、受講生同士でのディスカッションを通じて、効果的なフィードバックの技法や思考の幅を広げる質問の方法について実践的に理解を深めました。また全体を通して、リーダーシップとは、対話の中に潜む前提や考えを引き出し、共有可能な形にしていく営みであり、「問い方」や「伝え方」を意識的に変えることで、誰もが日々実践することが可能であるということを実感する時間となりました。



  • 株式会社イノベスト代表取締役 松岡洋佑氏


    グループワークの様子

    受講生からは、「みんなで一つの答えに導くために、誰が先導(リーダー)でではなくても、皆で協力し合いながら、一つの目標に向かって弊害が無いように進んでいけることが、個々のリーダーシップに繋がるんだと実感しました」、「ゲームをしながら、<リーダーシップとは>や<リーダーシップの発揮の仕方>を学び、リーダーシップは特別なものではなく、主体的に、みんなと協力して問題を解決しようと思えば自ずと発揮できるものである、と理解できました」といった感想が寄せられました。