国立大学法人名古屋工業大学 ダイバーシティ推進センター

イベントリポート

【開催日:9月3日(木)】第12期女性技術者リーダー養成塾(入塾式・第1回)を開催しました。

2026/09/10掲載

  • 本養成塾は製造業に勤めている女性技術者のための講座で、女性技術者がリーダーとして長く活躍し続けるために必要なスキルを学び、長期的視点でキャリアをデザインする機会を提供することを目的としています。

    今年度は、9月3日(木)に入塾式・第1回講座が行われ、20社から21名の女性技術者が出席しました。入塾式は、ダイバーシティ推進センター加野泉准教授の進行のもと、吉田江依子副学長・ダイバーシティ推進センター長の挨拶により開会しました。

  • 吉田江依子副学長・ダイバーシティ推進センター長

  • 第1回講座は、株式会社eight代表取締役・2級キャリアコンサルティング技能士の鬼木利瑛氏によるキャリアデザイン講座「自分とチームを信じてキャリアビジョンを描こう」から始まりました。冒頭で受講生が一人ずつ自己紹介を行い、受講動機や最近の関心事について話しました。
    その後、「キャリア・アンカー」の手法を用いた自己理解のワークを行い、価値観や自身の強みについて分析し、グループで結果を共有しました。同じ技術者という立場であっても、仕事への向き合い方やキャリア像が幅広いことに感心する様子が見られました。
    講座の後半では、仕事とプライベートにおける目標設定と、それに向けた行動計画について考えました。受講生はグループワークで他者の意見に耳を傾けながら、自身のキャリアビジョンと深く向き合っていました。

  • 株式会社eight代表取締役・2級キャリアコンサルティング技能士
    鬼木利瑛氏

    キャリアデザイン講座内でのグループワークの様子

  • 午後からは、株式会社光機械製作所 代表取締役社長 西岡慶子氏(名古屋工業大学 客員教授)による塾長講義「VUCAの時代の羅針盤~私が動かす未来~」が行われました。はじめに世界人材競争力ランキングやGII(グローバル・イノベーション・インデックス)における日本の順位が紹介され、日本企業の現状や強みについて解説がありました。
    次に西岡塾長の半生を振り返りながら光機械製作所の企業運営を通じて得た学びが紹介され、終盤では講義のテーマでもある「VUCA=答えがない時代」において求められる力やAIと協働する中で必要な技術者の役割について、グループディスカッションを行いました。

  • 株式会社光機械製作所 代表取締役社長
    (名古屋工業大学 客員教授)西岡慶子氏

    受講後のレポートでは、「キャリアは自分自身の将来像が何か(仕事、プライベートの両面)から考えることの重要性を学びました。まずは、自分の強み、大切にしたいことを改めて整理をし、キャリアビジョンを明確にしたうえで行動をしていきたいと考えます」、「一見繋がりのないような経歴の中でも、一つ一つの経験から気付きや学びを得て、それを積み重ねることで今に繋がっているのだと感じました。人生で起こることを学びに変えることで、その先にある課題を解決できるのだと思います。自分も現状に身を任せるのではなく、気付き、考え、行動し、経験を学びに変えていきたいと思います」といった感想が寄せられました。